産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じる廃棄物のうち、廃棄物の処理及び清掃に関する法律で定められた20種類の廃棄物のことです。
産業廃棄物は量が多いだけでなく有害物質を含むものもあり、適切に処理しなければ環境や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、日本では産業廃棄物の処理が法律で規制されています。
廃棄物は以下のように分類されます。
廃棄物の分類
中間処理
| 処理方法 | 産業廃棄物の種類 |
|---|---|
| 焼却 | ・廃プラスチック類 ・紙くず ・繊維くず ・ゴムくず |
| 破砕 | ・木くず（廃石膏ボードに限る） ・紙くず（廃石膏ボードに限る） ・ガラスくず（廃石膏ボードに限る） ・コンクリートくず（廃石膏ボードに限る） ・陶磁器くず（廃石膏ボードに限る） ・ガレキ類（コンクリート塊、アスファルト塊に限る） |
※ 特別産業廃棄物であるものを除く
最終処理
| 処理方法 | 産業廃棄物の種類 |
|---|---|
| 安定型埋立 | ・廃プラスチック類 ・ゴムくず ・金属くず ・ガラスくず ・コンクリートくず ・陶磁器くず ・ガレキ類（コンクリート塊、アスファルト塊に限る） |
※ 特別産業廃棄物であるものを除く
※ 石綿含有産業廃棄物を含む
